取り調べ全過程で録音録画77% 新制度試行の16年度後半

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 天井に付けられた設置型の可視化装置=2016年3月、東京都内の警視庁施設

 裁判員裁判対象事件で原則的に取り調べの全過程を録音・録画(可視化)する新制度の試行が始まった昨年10月以降、今年3月末までの半年間に全過程で可視化したのは1108件で、実施率は77・4%だったことが25日、警察庁のまとめで分かった。2016年度前半も含めた年間では計2324件となり、15年度よりも759件の大幅増となった。

 警察庁によると、16年度後半の新制度による1事件当たりの録音・録画時間は25時間9分で、前半の旧制度による23時間58分から、1時間以上延びた。取り調べ時間の全体に占める割合についても、89・0%から94・0%に上がった。