養殖サケ、赤潮から救え 京大などチリで調査開始

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 チリの沿岸部で行われているサケの養殖(INTESAL提供)

 日本のスーパーで売られているチリ産サーモンの養殖業が、現地で深刻な赤潮被害を受けていることから、京都大、岡山大、中央水産研究所(横浜市)などが26日、原因究明と、発生を予測するプロジェクトを立ち上げたと発表した。

 京大によると、昨年3月ごろ、チリの沿岸部で大規模な赤潮が発生。養殖場で約2300万匹のサケが大量死し、約1千億円の損害が出たという。

 赤潮は植物性プランクトンが大量増殖して起こるとされるが、詳しいメカニズムは分かっていない。プロジェクトではチリで海水を採取し、バクテリアやウイルスなどのゲノムを解析、赤潮発生の予測の指標となるものを特定する。