首飾り着けた人骨発見、群馬 金井下新田遺跡

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 金井下新田遺跡で出土した平地式建物跡全景。右上の方形が建物跡、左下は火砕流で倒壊した屋根(群馬県埋蔵文化財調査事業団提供)

 群馬県埋蔵文化財調査事業団は29日、同県渋川市の金井下新田遺跡で、6世紀初め(古墳時代)の榛名山噴火による火砕流で埋没した場所から、首飾りを着けた人骨が見つかったと発表した。事業団によると、古墳などの墓以外で首飾りをした人骨が発見されるのは珍しい。

 竪穴建物のように地面を掘らず、地上に直接建築した「平地式建物」や、鍛冶遺構も出土。炉などが残っていたが、製作された鉄製品は見つかっていない。

 首飾りは石でできた勾玉や管玉で構成されている。人骨は歯や上腕、太ももとみられる骨が残っていた。出土位置などから、首飾りを首に掛けていたと考えられる。