松橋事件、再審開始の可否判断へ 高裁審理終結

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 熊本県松橋町(現宇城市)で1985年、男性=当時(59)=が刺殺された松橋事件で、無実を訴える宮田浩喜さん(83)の再審請求即時抗告審は31日、福岡高裁(山口雅高裁判長)で審理が終結した。再審開始を認めた熊本地裁決定の可否について高裁が今後、判断する。

 事件で宮田さんと犯行を結び付ける証拠は自白しかなく、信用性が争点になっている。自白では「犯行時に凶器の小刀に血が付かないようにシャツの袖を切った布を巻き付け、その後、燃やした」とされた。

 昨年6月の熊本地裁決定は「自白は重要部分に疑義がある」として裁判のやり直しを認めた。