児童福祉法改正案が衆院通過 虐待、家裁の関与強化

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 児童虐待への対応強化に向け、家庭裁判所の関与強化を柱とする児童福祉法改正案が1日、衆院本会議で全会一致により可決された。家裁が保護者への指導を児童相談所に「勧告」できるようにし、児相の指導に実効性を持たせるのが狙い。ただ今月18日が会期末の今国会で成立するかは不透明だ。

 現制度は、児相に対し、虐待が原因で家庭での養育が難しいなどと判断した場合、家裁に里親委託や施設入所を申し立てる権限を認めている。

 改正法案は、申し立てを受けた家裁が、家庭環境の改善や親子関係見直しの余地があると考えれば、保護者を指導するよう、都道府県などを通じて児相に勧告するよう規定。