北方領土の軍備は対抗措置 ロ大統領、米のミサイル防衛批判

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 1日、ロシア北西部サンクトペテルブルクで各国の通信社代表の質問に答えるプーチン大統領(AP=共同)

 【サンクトペテルブルク共同】ロシアのプーチン大統領は1日、北西部サンクトペテルブルクで共同通信などと会見し、北方領土でロシアが進める軍備増強について、ロシアが始めたものではなく、米国のミサイル防衛(MD)網などへの「必要に迫られた対抗措置」だとの考えを示した。北方領土を日本に引き渡した場合は米軍が展開する可能性があるとの懸念も表明した。

 安倍晋三首相による積極的な働き掛けにかかわらず、北方領土問題の解決に向けた日ロ交渉が具体的な進展を見せない理由として、プーチン氏が安全保障面で強い懸念を抱いていることが明確になった。