漁業生産、ピーク比3分の1に減 水産白書、資源管理を重視

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 政府は2日の閣議で、2016年度版の水産白書を決定した。15年の漁業・養殖業の国内生産量は前年比2%減の469万トンで、ピークだった1984年の3分の1近くに減ったと報告。消費低迷や担い手の高齢化といった国内要因だけでなく、不漁の魚種について国際的な資源管理に取り組む重要性を強調した。

 15年の生産減は「爆弾低気圧」によるホタテの被害、海流変化に伴うサンマの不漁が主因とした。また、中国や台湾の漁船による北太平洋でのサンマの大量漁獲に対する懸念や、中西部太平洋でのカツオ漁獲の増加が日本近海への来遊減少を招いた可能性にも触れた。