収益確保へ海外展開提言 日本企業にエネルギー白書

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 政府は2日、2016年度版のエネルギー白書を閣議決定した。電力や都市ガスの小売り全面自由化によって、市場の垣根が撤廃され「エネルギー企業の相互参入や異業種による競争が進展する」と強調。国内のエネルギー需要が鈍化する中、各企業が収益確保に向け、今後拡大が見込まれる海外市場に積極展開するよう提言した。

 世界のエネルギー消費量は、先進国の多くで横ばいや減少傾向であるのに対し、アジアでの需要が近年急増していると指摘。他国のエネルギー企業買収によって規模拡大を進める英国最大のエネルギー企業「セントリカ」など欧州の先行事例を挙げ、日本企業に海外展開を促した。