従業員殺害の罪認めず免訴 傷害致死罪時効と福岡地裁

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 福岡県田川市で1999年、従業員の男性を川に転落させて殺害したとして、殺人罪に問われた会社役員の男(54)の裁判員裁判で、福岡地裁(足立勉裁判長)は2日、殺人罪を認めず、傷害致死罪を適用した上で時効成立を理由に裁判を打ち切る「免訴」の判決を言い渡した。有罪、無罪の判断はしなかった。

 検察側の求刑は懲役13年。弁護側は「男性が誤って足を滑らせた。(会社役員の男は)転落させていない」と無罪を主張していた。

 99年2月から6月のいずれかの日に、当時20代半ばだった従業員の神浦太志さんを田川市の彦山川で溺死させたとして起訴された。