米、パリ協定離脱で孤立 途上国支援も放棄

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 地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」からの離脱を表明するトランプ米大統領=1日、ワシントンのホワイトハウス(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が1日、地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」からの離脱を表明した。途上国の温暖化対策支援も放棄し、米国が国際社会で指導力を発揮してきた地球規模の課題に背を向ける姿勢を鮮明にした。各国からは失望の声が相次ぎ、「米国第一」を掲げるトランプ氏の下、米国は国際社会で孤立を深めつつある。

 1日の演説でトランプ氏は「他国が米国に協定残留を求めるのは、自国を経済的優位に立たせるためだ」と国際社会に批判の矛先を向け、パリ協定が自国経済の足かせになると主張。途上国に対する温暖化対策支援も問題視し、直ちに財政負担を停止する考えを示した。