被団協事務局長が交代へ

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 被団協の田中熙巳事務局長

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳事務局長(85)=埼玉県新座市=が退任することが3日までに分かった。後任は6~7日に東京都内で開かれる被団協定期総会の2日目に決まる。体調不良や若い世代への運動継承の必要性などを理由に、以前から退任の意向を周囲に示していた。

 田中さんは1932年に中国東北部(旧満州)で生まれた。13歳の時、長崎市の爆心地から3・2キロの自宅で被爆。奇跡的に無傷だったが、祖父や伯母ら親族5人を亡くした。

 70年代に当時住んでいた仙台市で被爆者運動に加わった。2000年に被団協の顔である事務局長に就任し、運動をリードしてきた。