原爆死没者名簿の記帳開始、長崎 平和祈念式典で奉納

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 原爆死没者名簿に新たに死亡が確認された人の名前を書き加える竹内絹子さん(右)ら=5日午前、長崎市役所

 長崎市は5日、長崎原爆の被爆者で、昨年8月以降に亡くなったり、新たに死亡が確認されたりした人の名前を原爆死没者名簿に書き加える作業を始めた。8月9日の平和祈念式典で奉納する。

 市によると、新たに記す死没者は、現時点で少なくとも1200人以上。各都道府県からの報告を整理しており、最終的には7月末までに計3500人程度まで増える見込み。

 「亡くなった方々の冥福と平和を祈って書いていく」と語った同市の竹内絹子さん(74)は、2歳で被爆し、今回初めて記帳を担当。市役所内でもう一人の書き手と共に名簿を広げ、緊張した面持ちで筆をゆっくりと動かした。