警察庁、精度高い核鑑識技術必要 国際シンポで指摘

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
 核物質分析の技術開発の課題などを議論する参加者=5日午後、東京都大田区

 核テロに用いられた核物質を分析して製造元を特定する「核鑑識」に関する日本や各国の技術開発や取り組み状況などを紹介するシンポジウムが5日、東京都内で開かれ、警察庁科学警察研究所(科警研)の土屋兼一主任研究官はパネルディスカッションで「核物質が不法取引されたものかどうかの特定は、捜査の初期の方針決定に重要だ。精度の高い測定が必要になる」と指摘した。

 主催した日本原子力研究開発機構の青砥紀身理事は冒頭のあいさつで「日本でもテロの脅威が高まっていると指摘がある。初動捜査や核鑑識活動の課題を議論したい」と述べた。