いじめ自殺、中学は「重大事態」 茨城市教委に報告

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 2015年11月に「いじめられたくない」と日記に書き残して茨城県取手市立中学3年の中島菜保子さん=当時(15)=が自殺した問題で、学校がいじめ防止対策推進法が規定する「重大事態」として報告したにもかかわらず、市教委が重大事態に該当しないと議決していたことが5日、分かった。市教委が市議会議員全員協議会で明らかにした。

 同法の規定では、いじめの事実が確認できなくても、いじめにより心身に大きな被害が生じた可能性があれば重大事態と認定できる。矢作進教育長は協議会で「自死につながるいじめかどうかで判断してしまった。当時は法的認識が甘かった」と謝罪した。