東京の初夏を彩る浴衣地

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 さおにつるされた浴衣地

 本格的な夏を前に、東京都江戸川区の染め物会社「伊勢保染工所」では浴衣地の染色作業が追い込みを迎え、カラフルに色付けされた約13メートルの反物が風に揺れていた。

 大正創業の同社では20~70歳代の職人が、伝統的な技法で色付けし、3~5時間天日で干す。染料が繊維を通過しており生地の編み目がふさがれていないため、通気性が良いのが特徴だ。伊藤匠専務(37)は「見た目や着心地を楽しみ、暑い夏を上手に過ごして欲しい」と話す。今シーズンは約3万反を呉服問屋などに納品予定という。