熊本、地震遺構の公園化を検討 南阿蘇村、被災宅地買収へ

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 熊本地震に伴う土砂災害で5人が死亡した熊本県南阿蘇村の「高野台団地」=5日午後

 熊本県南阿蘇村は、昨年4月の熊本地震に伴う土砂災害で5人が死亡した同村河陽の分譲地「高野台団地」を震災遺構として保存・活用するために、団地内の12戸の宅地を買い取る方針を決めた。住民から異論は出ておらず、周辺を含め地滑りの跡などを示す公園とすることを検討している。同村が5日明らかにした。

 南阿蘇村は、熊本地震で自治体が遺構の保全のために宅地を買収するのは初めてとしている。

 同村によると、団地は全16戸で、残留を希望する4戸を除く12戸分の宅地計約2千平方メートルと周辺の村有地が公園の対象用地。村は3日に住民説明会を行った。