2兆円弱で東芝半導体の買収提案 米WD、子会社化断念

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 東芝が売却手続きを進める半導体子会社を巡り、米ウエスタン・デジタル(WD)が産業革新機構、日本政策投資銀行と連合を組み、2兆円弱で買収する新たな提案をしたことが5日分かった。WDは買収のため設立する特別目的会社を通じた出資割合を19・9%にとどめ、将来に子会社化する要求も見送るなど大幅譲歩した。関係国の独占禁止法の審査を迅速に進めてもらう狙いがある。

 東芝は、経済産業省などと調整して受け入れを最終判断する。WDのスティーブ・ミリガン最高経営責任者は週内に来日し、東芝の綱川智社長と会談に臨む考え。東芝は、28日の株主総会までに売却先を決めると表明している。