核禁止交渉不参加は「責任放棄」

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 被団協の定期総会で基調報告を読み上げる田中熙巳事務局長=6日午後、東京都内

 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は6日、東京都内で定期総会を開き、国連本部で進む「核兵器禁止条約」の制定交渉への不参加を決めた日本政府に対し、「唯一の戦争被爆国の責任を放棄した、極めて残念な態度」と批判する基調報告を採択した。代表委員3人のうち、岩佐幹三氏(88)は高齢や世代交代を理由に退任の意向を表明した。

 3月には条約の第1回交渉会議が開かれ、藤森俊希事務局次長(73)が被爆証言をした。基調報告は「訴えが会議の成功に大きく寄与した」と総括。退任の意向を表明した田中熙巳事務局長(85)が読み上げ、採択された。