自食作用止まると急性膵炎 秋田大、治療法開発に期待

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 薬剤で急性膵炎を起こしたマウスの膵臓の細胞の電子顕微鏡写真(右)。オートファゴソーム(白い円形の部分)が多い。左は正常なマウス(サイエンティフィック・リポーツ提供)

 重症化すると死ぬこともある急性膵炎は、膵臓の細胞内のタンパク質をリサイクルする「オートファジー」(自食作用)という機能が止まることによって起こるとの研究結果を秋田大や自治医科大などのチームが6日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。

 急性膵炎は国内で年間約6万人が発症、増加傾向にある。原因はアルコールなどが中心だが、不明なものも多く、根本的な治療法はない。成果は治療法開発の手掛かりになると期待される。