東京でアジア各国の通貨決済へ 財務省が金融拠点構想

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 財務省は8日、アジア各国の通貨による資金決済を日本国内で完結できる仕組みを東京に構築し、国際金融拠点に発展させる構想の検討に入った。円の海外送金を迅速にすることも含め、アジア全体で円や各国通貨を使いやすくするための包括的な対策を講じる。日本からアジアへの企業進出や投資を後押しするとともに、アジアから日本に投資を呼び込み、域内経済の活性化を目指す。

 12日に開く関税・外国為替等審議会の分科会で、中長期的な戦略として打ち出す。アジア経済のドル依存を減らし、米国の利上げといった外的要因に揺さぶられるリスクを抑える狙いもある。