香港市民6割が「社会悪化」 中国への返還後20年で

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 香港のビル街=2013年(共同)

 【香港共同】香港中文大の世論調査で、1997年に香港の主権が英国から中国に返還されて以降の20年で、香港の社会状況が「悪くなった」と答えた人が62・9%に上ったことが明らかになった。「良くなった」と答えたのはわずか15・4%だった。8日付の香港各紙が伝えた。

 香港は共産党独裁の中国にありながら、「一国二制度」下で高度な自治を保障されてきたが、中国は香港独立派を警戒して政治圧力を強めている。経済面でも中国からの投資により不動産価格が高騰、格差も拡大するなど「庶民生活が苦しくなっている」(福祉関係者)ことが、調査結果に反映されたとみられる。