島根県がADR申し立てへ 原発事故損害4700万円

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 島根県は9日、放射性物質が含まれる宮城県産の稲わらの流入により実施した風評被害対策費など、東京電力福島第1原発事故を巡り生じた損害計約4700万円の支払いを東電に求め、国の原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てると明らかにした。

 県は「放射性物質に汚染された稲わら流入による風評被害でADRを申し立てるのは、西日本では初めてではないか」と説明。7月の県議会での議決を経て速やかに申し立てたいとしている。

 県によると、食用牛の餌になる稲わらを宮城県から仕入れたことが11年7月に判明。基準値を超える放射性セシウムが検出された。