挑戦11回、災害救助犬に合格 原発事故で福島離れた5歳雑種

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 認定試験に合格し災害救助犬の刺しゅうが入ったガウンが贈られた福島県飯舘村生まれの雑種犬「じゃがいも」=9日午後、岐阜市

 東京電力福島第1原発事故の影響で、生後間もなく福島県飯舘村から岐阜市に預けられた5歳の雄の雑種犬「じゃがいも」が、11回目の受験で災害救助犬の試験に合格し、9日に通知が届いた。飯舘村は3月に大部分で避難指示が解除されたばかりで、訓練スタッフは「10浪しても、諦めなければ花は咲く。復興を後押しする希望になれば」と力を込めた。

 じゃがいもは事故から3カ月後の2011年6月、飯舘村の民家で生まれた雄。村が全域避難となったことを受け8月にNPO法人「日本動物介護センター」(岐阜市)の理事長山口常夫さん(66)に預けられた。