南ア、格付けが投機的水準寸前に 米ムーディーズ引き下げ

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 【ニューヨーク共同】米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは9日、南アフリカの長期発行体格付けを「Baa3」へと1段階引き下げたと発表した。投資適格級で最低の水準で、もう1段階下がると投機的水準となる。今後の見通しは「ネガティブ」とした。

 格下げの理由として、3月の突然の内閣改造といった政治的混乱を挙げた。行政組織が弱体化し、政策が見通しにくくなっているという。経済成長見通しの鈍化と、それに伴う財政悪化の恐れも指摘した。

 南アの格付けを巡っては、S&Pとフィッチ・レーティングスが4月、外貨建て国債の格付けなどを投機的水準に引き下げている。