タクシー運転手が逆転敗訴 残業代控除「違法でない」

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 会社の賃金規則は、実質的に残業代が支払われない仕組みで、労働基準法に違反し無効だとして、「国際自動車」のタクシー運転手らが同社に残業代などの支払いを求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で、東京高裁(都築政則裁判長)は15日、「規則は違法でない」として原告勝訴の一審東京地裁判決を取り消し、請求を棄却した。原告側は即日上告した。

 原告側は、時間外労働が長くなるほど歩合給を減らす規則が違法だと主張した。差し戻し前の一、二審判決はいずれも規則が無効として会社に計約1450万円の支払いを命じたが、最高裁が昨年2月に破棄し、審理を差し戻していた。