前文科省局長、容疑否認 「対象校選定の権限ない」

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 文部科学省=7月5日、東京・霞が関

 私大支援事業を巡り受託収賄容疑で逮捕された文部科学省の前科学技術・学術政策局長佐野太容疑者(58)が、東京地検特捜部の調べに「当時官房長だった自分に事業の対象校選定の職務権限はなかった」などと容疑を否認していることが9日、関係者への取材で分かった。官房長は選定に直接関与できないが、特捜部は収賄罪の構成要件である職務権限の範囲内だったとみている。

 佐野容疑者が昨年春ごろ、東京医科大の前理事長、受託収賄ほう助容疑で逮捕された元会社役員と3人で複数回にわたって会食していたことも判明。この場で、医科大側に事業計画書の書き方を助言したことは認めているもようだ。