戒厳令布告の基準緩和狙う 李明博政権下で韓国国防省

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 【ソウル共同】韓国の国防省が李明博政権当時、社会的混乱が起きた際にも戒厳令を布告できるよう、布告検討基準の緩和を模索していたことが11日、分かった。国防省作成の文書を与党国会議員が入手し、公開した。

 戒厳令を巡っては、軍の防諜部隊が朴槿恵前大統領の弾劾を求めた大規模な「ろうそく集会」鎮圧のため布告を検討した別の文書が見つかり、文在寅大統領が9日に独立チームによる捜査を指示したばかり。

 韓国では1980年、南西部・光州で全斗煥国軍保安司令官(後の大統領)の戒厳令に反対する民主化闘争で160人以上が虐殺された光州事件が起きており、世論は戒厳令に敏感だ。