古代叙事詩の粘土板発掘 ホメロス、ギリシャ最古か

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 ギリシャ西部オリンピアで発掘した粘土板に刻まれた、叙事詩「オデュッセイア」の歌の一部(ギリシャ文化省提供・AP=共同)

 【ローマ共同】ギリシャ西部オリンピアで、古代の詩人ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」の一部が刻まれた粘土板が発掘された。3世紀ごろのものとみられ、ギリシャで発見された最古のオデュッセイアの記録である可能性があるという。同国文化省が12日までに明らかにした。

 ギリシャとドイツの研究チームが、ゼウス神殿の近くで遺跡発掘作業中に発見した。24歌で構成される長編叙事詩のうち、第14歌の一部が記されていた。

 オデュッセイアは紀元前8世紀ごろの詩人ホメロスの作とされている。トロイ戦争の後、英雄オデュッセウスが故郷に帰るまでの10年にわたる放浪の旅が記されている。