タイの現地公務員に賄賂数千万円 三菱日立PS社員、発電所疑惑で

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 司法取引制度が初めて適用されたタイの発電所建設に絡む贈賄疑惑で、事業を受注した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)の社員が現地の公務員に渡した賄賂は数千万円規模とみられることが14日、関係者への取材で分かった。

 東京地検特捜部は不正競争防止法違反の疑いで、社員らの立件を検討する。現地社員の権限や、本社の関与など指揮系統の捜査を進める。

 関係者によると、三菱重工業は13年、タイの民間の発電事業者から発電所建設事業を受注。火力発電事業部門を日立製作所と統合して14年に設立されたMHPSは、現地の公務員から現金を求められ、担当社員らが数千万円を支払ったという。