浪江町民が前町長しのぶ 原発事故の復興へ尽力

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 福島県浪江町で開かれた馬場有前町長をしのぶ催し=12日午後

 東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興に尽力し、6月に69歳で亡くなった福島県浪江町の馬場有前町長をしのぶ催しが12日、町内で開かれた。集まった町民ら約220人が献花し馬場氏に思いをはせた。

 馬場氏は2007年12月から町長。震災発生後、原発事故による全町民の避難や生活支援で陣頭指揮を執った。17年12月ごろから体調不良で入院。今年6月に同30日付の辞表を出し、27日に胃がんで亡くなった。

 震災発生当時の町議会議長で、今月5日の町長選で当選した吉田数博町長は「(馬場氏は)命を懸けて町を守った。引き継いだ重責を果たす」とあいさつした。