北斗の拳35周年イベント 「原作者と漫画家の戦い」

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 「北斗の拳」35周年記念イベントに登場した(左から)武論尊さん、原哲夫さん、布袋寅泰さん=13日、東京都内

 「北斗神拳」を伝承した主人公、ケンシロウの死闘を描いた人気漫画「北斗の拳」の35周年記念イベント「伝承式」が東京都内で開かれ、原作者の武論尊さんと漫画家の原哲夫さんが登場した。

 「北斗―」は、1983年に週刊少年ジャンプで連載開始。連載開始日の9月13日を「北斗の拳の日」に記念日登録し、第1話を48枚の石に刻んだ石版漫画が作られた。

 武論尊さんは「原先生がいい漫画を描いたら、それに負けないように次の原作を書く。連載中はずっと素手で殴り合っていた印象で、つくづく原作者と漫画家の戦いだったと思う」とあいさつ。

 原さんも「やりたいように描いても、あとは武論尊先生がなんとかしてくれると安心していた」と感謝を口にしていたが、「武論尊先生は編集者とスペインに旅行したり、いつも酒を飲んでいたり。こっちは毎週徹夜で地獄の日々でした」とぶちまけて笑いを誘った。

 35周年のための新曲「202X(トゥーオートゥーエックス)」を手掛けたギタリストの布袋寅泰さんが、ロンドンから駆け付けてエールを送った。「男の子にとってたまらない、強さと優しさと切なさを描いた作品。これからも男たちの胸を、熱く焦がし続けてほしい」

 石版漫画は、14~19日、東京都武蔵野市のキラリナ京王吉祥寺で展示される。