首相、金融緩和の正常化に意欲 「任期中に道筋」、副作用配慮

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 安倍晋三首相は14日の自民党総裁選の討論会で、日銀の大規模な金融緩和策に関し「ずっとやっていいとは思わない。何とか私の任期のうちに(縮小への方向転換を)やり遂げたい」と述べ、2021年までの次の総裁任期中に正常化の道筋を付ける意欲を表明した。

 長引く緩和の副作用に配慮を示した形。石破茂元幹事長が金融政策を軸とするアベノミクスに批判的な考えを改めて示し、矛先をかわす思惑もあったとみられる。だが、2%の物価上昇目標に向けた勢いは力強さを欠き、あと3年で「出口」を描けるかは見通せない。