琉球人遺骨の返還求め子孫ら提訴 京都大が保管

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 琉球人の遺骨の返還を求め、京都地裁へ提訴に向かう原告ら=4日午後

 昭和初期に沖縄県今帰仁村の墓所「百按司墓」から持ち出した遺骨を保管しているとして、琉球王家の子孫らが4日、京都大(旧京都帝国大)に返還と慰謝料計50万円を求めて京都地裁に提訴した。

 原告側によると、アイヌ民族の遺骨については、大学が研究目的で保管する骨の返還を求める訴訟が起こされているが、琉球人の遺骨を巡る返還訴訟は初めて。遺骨の身元は不明だが、原告らが「祭祀継承者」として遺骨の所有権を有しているかが争点となる。

 原告は、統一王朝をつくった第一尚氏の子孫という2人と沖縄出身者ら3人。原告側は17年から返還を求めていたが、応じなかったため提訴に踏み切った。