処分継続もロシアに配慮 国際陸連、WADAに追従

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 ロシアのドーピング問題について記者会見する、国際陸上競技連盟のセバスチャン・コー会長(左)と調査チーム責任者のルネ・アンデシェン氏=4日、モナコ(ロイター=共同)

 【モナコ共同】国際陸上競技連盟は4日までモナコで理事会を開き、国ぐるみのドーピング問題で2015年11月から資格停止中のロシア陸連への処分継続を決めた。ただ、9月にロシア反ドーピング機関(RUSADA)の資格停止解除を条件付きで認めた世界反ドーピング機関(WADA)の判断に追随する形で、一部ではロシア側に歩み寄った面もある。

 これまではWADA調査チームが認定した国ぐるみの不正を公に認めることを資格回復の条件の一つとしてきた。しかし今回の決定では処分解除の条件にはこれを含めず、検査データの提供と、この問題にかかった費用の負担をロシア側に求めるにとどめた。