大槌町長に震災被災状況説明要求 職員遺族が会見、岩手

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 岩手県大槌町で記者会見する、東日本大震災の津波で犠牲になった町職員小笠原裕香さんの父人志さん(左)と、前川正志さんの妻寿子さん=6日

 東日本大震災の津波で犠牲になった岩手県大槌町の職員の遺族が6日、町内で記者会見し、平野公三町長に対し、死亡に至った被災状況を説明するよう申し入れた上、その回答まで旧役場庁舎を解体しないよう求めたと明らかにした。

 旧役場庁舎は震災の津波で被災。当時の町長や職員が多数死亡した。町は解体工事を始めたが、アスベストの調査が終わっていなかったことなどから中断。来年1月中旬ごろに再開する予定。

 平野町長も会見し「解体工事は粛々と続けていく」とした上で「今回初めて遺族から本音を聞けた。どう向き合うか考えたい」と話した。