復興途上の気仙沼、光と花火 イベント7回目

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 宮城県気仙沼市で始まったイルミネーションイベントで打ち上げられた花火=8日夜(長時間露光)

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市で8日、復興途上の港町を彩るイルミネーションイベントが始まった。震災で失った明かりを取り戻そうと、資金繰りに苦しみながらも今年で7回目を迎えた。初日のこの日は、約2千発の花火が冬空に打ち上げられた。

 防潮堤や集客施設の整備が進む市中心部の内湾地区を約30万個の電飾が照らした。気温は氷点下まで冷え込み、粉雪も舞ったが、集まった多くの市民らが花火を眺めていた。

 自宅が津波で流されたという気仙沼高1年松本桜さん(16)は「町が少しずつ元気になってきたなと感じた。海が好きなので、こうしたイベントはずっと続いてほしい」と話した。