別の傷害容疑を母認識か、千葉

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 亡くなった栗原心愛さんの自宅があるマンション=1月26日、千葉県野田市

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件で、父勇一郎容疑者(41)による昨年末ごろの別の傷害容疑について、母なぎさ容疑者(32)が「娘に暴行をしたのは知っていた」と供述していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は別の傷害容疑で勇一郎容疑者の逮捕状を既に取得しており、勾留期限の14日にも再逮捕する。

 司法解剖の結果、遺体に複数の皮下出血やあざがあったことがこれまでに判明。県警は、暴行によるとみられる痕と、供述に矛盾がないかなどを慎重に検討し、負傷した時期や状況の裏付けを進める。

 捜査関係者によると、勇一郎容疑者は昨年12月末から今年1月初めの間、自宅で心愛さんに暴行し、けがをさせた疑いが持たれている。

 県警は1月24日午前10時ごろから午後11時20分ごろまでの間、冷水シャワーを掛けたなどとして、翌25日に勇一郎容疑者を逮捕。共謀したとして、なぎさ容疑者も2月4日に逮捕した。

 1月24日午後11時10分ごろ、勇一郎容疑者が「娘の意識と呼吸がない」と110番。約10分後に救急隊員らが駆け付け、心愛さんが浴室で死亡しているのを見つけた。

 勇一郎容疑者は逮捕当初、事件当日は「午前中から休ませずに立たせた。シャワーを掛けたのもしつけのつもりで悪いと思っていない」と説明していたが、最近は黙秘することがあるという。