カズオ・イシグロさんの母死去 静子さん、長崎で被爆経験

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 ノーベル文学賞を2017年に受賞した長崎市出身の英国人作家、カズオ・イシグロさん(64)の母、静子(しずこ)さんが2月上旬に亡くなったことが14日、分かった。92歳だった。死因や死亡の日時、場所など詳細は不明。

 複数の関係者が明らかにした。静子さんは長崎で被爆しており、イシグロさんは17年12月のノーベル文学賞授賞式後のスピーチで、原爆が落とされてから14年後の5歳の頃の思い出として、賞が「ヘイワ(平和)」を促すためのものだと母親から日本語で教わった、と語っていた。

 イシグロさんは5歳まで長崎市で過ごし、両親と共に渡英した。