「幻の代表」五輪博物館に刻印へ ボイコットのモスクワ大会選手名

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 1980年4月、モスクワ五輪ボイコット問題で、参加を訴える柔道の山下泰裕選手(左)、レスリング高田裕司選手=東京・岸記念体育会館

 日本オリンピック委員会(JOC)が、2020年東京五輪のメイン会場となる新国立競技場周辺に設置する新たな五輪博物館「日本オリンピックミュージアム」の一角に、政治的圧力で日本がボイコットした1980年モスクワ五輪代表の名前を「日本代表選手」として刻むことが11日、関係者への取材で分かった。歴代の五輪選手と合わせ、全選手の名を歴史に残すことでスポーツ界の教訓を後世に伝える。

 JOCによると、対象はモスクワ五輪に選ばれた約170人。出場予定だった選手は「幻の代表」と呼ばれ、国際的に「オリンピアン」と認定されず、国内でも認定証とバッジが配布された程度だった。