東電旧経営陣3被告側が無罪主張 「事故の予見可能性なかった」

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 東京電力ホールディングス本店

 福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣3被告の第37回公判が12日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれた。弁護側は最終弁論で「事故の予見可能性は認められない」と述べ、改めて無罪を主張した。午後に3人が最終意見陳述し、結審する見通し。

 3人は勝俣恒久元会長(78)、武黒一郎元副社長(72)、武藤栄元副社長(68)。

 検察官役の指定弁護士は昨年12月の公判で「情報を収集し安全対策を講じる義務を果たしていれば、巨大津波を予見し、事故を防ぐことができた」と主張し、いずれも禁錮5年を求刑した。