陸自、違法な暴行で退職追い込む パワハラ訴訟判決

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 陸上自衛隊那覇駐屯地(那覇市)に所属していた元自衛官の男性(22)=長崎県大村市=が、上司4人からのパワハラが原因で退職を余儀なくされたとして、国に損害賠償を求めた訴訟で、100万円の支払いを命じた12日の長崎地裁判決は、退職の原因が、上司による違法な暴行や指導だったと指摘した。

 武田瑞佳裁判長は、上司が頭をスリッパでたたいたり、自衛隊法の条文の書き写しを毎日命じたりしたことなどで、男性は身体的、精神的苦痛を受けたと判断。「合理的な指導の範囲を逸脱している」と述べた。

 陸自は「判決内容を慎重に検討し、適切に対処したい」とコメントした。