謙信愛刀への基金投入撤回、岡山 瀬戸内市長が表明

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 上杉謙信の愛刀「無銘一文字(山鳥毛)」

 戦国武将上杉謙信の愛刀で「山鳥毛」の愛称で知られる国宝「無銘一文字」の購入を目指す岡山県瀬戸内市の武久顕也市長は13日の市議会本会議で、自治体の貯金に当たる財政調整基金を購入費用などに充てる議案を撤回する意向を正式に表明した。議案の撤回請求は賛成多数で承認された。

 山鳥毛は個人が所有。所有者からの意向を踏まえ市は財政調整基金を取り崩して早期に売買契約を結ぶ構えだったが、ふるさと納税で賄う従来の方針へ軌道修正する。

 武久市長は本会議で「ふるさと納税での資金調達が完了した際に契約を結ぶ了承が所有者から得られた」と、基金を投入する必要性がなくなったと説明した。