会津藩校跡と明月記認定 「日本天文遺産」新設

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 日本天文遺産に選ばれた会津藩校日新館の天文台跡(福島県会津若松市教委提供)

 日本天文学会は13日、貴重な史料を保護するため「日本天文遺産」を新設し、江戸時代につくられた会津藩校日新館の天文台跡(福島県会津若松市)と、平安―鎌倉時代の歌人・藤原定家が超新星やオーロラと思われる天文現象を書き留めた日記「明月記」を認定したと発表した。

 日新館は白虎隊など会津藩士の子弟が文武を学んだ学校で、天文台は授業のほか、太陽高度の観測などを通じて正確な暦を作るのに利用されていたらしい。現在は一部が残るのみだが、国内に唯一現存する江戸時代の天文台の遺構という。

 明月記には、望遠鏡の発明前に観測された超新星3件について、聞き書きによる記述がある。