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若松商高で「楽天IT学校」開講 1年間ネット店舗運営

若松商高で「楽天IT学校」開講 1年間ネット店舗運営

商品価値の伝え方についてアイデアを練る生徒

 インターネット通販大手の楽天(東京)は、会津若松市の若松商高で高校生が電子商取引について実践的に学ぶ「楽天IT学校」を開いている。生徒は来年1月まで、同社の「楽天市場」での店舗運営を学び、実際に商品の企画、販売まで実践する。
 楽天IT学校は地域貢献活動の一環で2008(平成20)年から全国各地の学校で展開しており、本年度は全国25校で実施。県内では若松商高が唯一の参加。同校では12年度に続き2度目の実施で、今回は会計ビジネス科、情報ビジネス科の3年生19人が、コメを中心とした農産物販売「会津夢の郷 楽天市場店」(会津美里町、新国文英社長)の協力を得て1年間学ぶ。
 初回は20日開かれ、同校を担当する、楽天の渡辺順一さんがネットショップ運営のポイントなどを説明し、「何が売れるかより、どう売るかが大事」と力説。この後、生徒に「1万3千円のハンガーをどうやって売るか」という課題が与えられ、生徒は商品価値の伝え方などについてアイデアを練った。
 授業は来年1月まで月1回程度開かれ、マーケティングや商品企画書作成、ネット店舗のページ作成などを行い、実際に「楽天市場」で商品を販売。来年1〜2月に開催予定の「楽天IT学校甲子園」で成果を発表し、上位3校が表彰される。
(2014年6月26日 福島民友NIEニュース)
 
 
 


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