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震災から守り抜いた花苗 福島明成高生、最終手入れに汗

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震災から守り抜いた花苗 福島明成高生、最終手入れに汗

感謝の思いを込めながら一つ一つ丁寧に作業する生徒たち

 福島市の福島明成高は5月5日、同校で生徒たちが実習で育てた花壇苗の販売会を開く。開催を控え、同校生物生産科草花専攻班の生徒たちは、見ごろを迎えるカーネーションなど自分たちが丹精した花苗の最終手入れに余念がない。

 販売会は地域住民たちとの交流を目的に企画。8日の「母の日」にちなんだカーネーション2500本をはじめ、サルビア、ペチュニアなど10種類1万本を販売する。

 花苗は学校に隣接するハウスで栽培。震災の影響で生徒たちは春休みの実習に参加できなかったが、教員たちが断水や燃料不足などの困難の中、花苗の成長を守り抜いた。生徒たちは真剣なまなざしで、先生たちが守ってくれたカーネーションの鉢一つ一つにタグ付けしたり、枯れ葉の手入れに励み、汗を流した。

 作業に当たった3年の安斎初美さん(17)は「学校に行けなかった時は花たちが心配だった。無事に育ててくれ、販売会を開ける環境をつくってくれた先生方に感謝したい。買ってもらう人の笑顔を思い浮かべて最後まで一生懸命、手入れをしたい」と思いを込めている。