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がれきに花を咲かせよう 保原高美術部が再生願うアート

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がれきに花を咲かせよう 保原高美術部が再生願うアート

校舎のがれきに思いを込め、鮮やかに花を描く部員=保原高

 伊達市の保原高美術部(札野悠美部長、部員45人)は18日までに、震災によるがれきに花の絵を描き、アートに仕上げる取り組みを始めた。名付けて「がれきに花を咲かせようプロジェクト」。再生への思いを込め、今後は展示や発表の方法を模索、若い力でメッセージを発信する。

 プロジェクトは、顧問の番匠あつみ教諭が「何か役立つことを」と呼び掛け、部員らがアイデアを出し合った。校舎から崩れ落ちた壁やタイル、ガラス、屋根瓦などがキャンバス。

 部員らは、花のイメージを勇気やたくましさ、清らかさなど復興の象徴と重ね合わせ、油彩絵の具でていねいに描く。美術の授業で生徒らが描いた分も含め、現在までに約200点以上のアートが完成した。

 現在は同校昇降口に展示中だが、今後は小中学生との共同作業や外部展示も検討する。

 札野部長は「崩れ落ちた校舎の壁やタイルを手に取ると複雑な心境だが、少しでも復興への勇気を与えられれば」と話している。