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生徒の力で車検合格 若松一高で「恩返し号」点検整備

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生徒の力で車検合格 若松一高で「恩返し号」点検整備

恩返し号の新たな車検証を手にする若松一高の生徒たち

 若松一高(会津若松市)の自動車科は19日までに、同市の会津若松自動車検査場で、生徒が恩師の愛車を出張点検するために活用している「恩返し号」の車検を受けた。車検を前に恩返し号を点検・整備したのは同科の生徒。本年度から開始した自動車科の生徒の手で点検・整備した自動車の車検を受ける「レッツゴー!車検」の一環として挑戦した。

 レッツゴー!車検は「日頃の実習で身に付けた学習成果が実際の整備業界で通用するかどうか試したい」という生徒たちの声を受けて始めた。8月には教員の車で初めて車検を受け、見事一発合格した。

 一方、恩返し号は1997(平成9)年式と年数が経過しているため、点検には一段と気を使ったという。オイルやファンベルト、エアクリーナーなどの交換を生徒たちが担当し、車検に臨んだ。

 検査場には同校自動車科長の秋山敦康教諭と田村雅人さん(自動車科3年)ら整備・点検に携わった生徒が訪れた。生徒たちは検査員がライトやブレーキなどをチェックする様子を緊張しながら見守った。

 無事新しい車検証が発行されると、生徒たちはホッとした表情。田村さんは「みんなの手で車検が通ってうれしい。自動車業界で働きたいので、実践的なことが学べてうれしい」と話した。秋山教諭も「社会でも即戦力になれるだろう」と太鼓判を押していた。