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新天体と正式認定 福島東稜高生ら発見の小惑星

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 沖縄県石垣島で今月行われた高校生対象の天体観測プログラム「美(ちゅ)ら星研究体験隊」で、福島東稜高の生徒らが観測に成功した小惑星の一つが30日までに、正式に新天体と認定された。認定には幾つかの条件をクリアすることが必要で、発見から認定までに5〜6年を要する場合が多いという。同校科学部長の瀬戸春香さん(16)は「こんなに早く認定されると思っていなかったので、とてもうれしい。頑張ったかいがあった」と喜んでいる。

 同プログラムには、同校科学部から瀬戸さんをはじめ5人が参加。東日本大震災の復興支援を目的とした招待を受け、本県から初めて加わった。

 部員たちは地元・八重山商工高の生徒と班を組み、今月7日夕から9日明け方まで、VERA(ベラ)石垣島観測局の電波望遠鏡や石垣島天文台の「むりかぶし望遠鏡」を使って観測した。

 認定されたのは2夜連続で観測に成功した小惑星で、「2013 PV21」の仮符号が与えられた。今後4年間以上観測を続けた後、この星の詳細が判明すれば、命名権を得られる可能性もあるという。瀬戸さんは「(新星の名前は)まだ考えていないけど、復興に向けて福島県民が元気になるようなきっかけになればよい」と期待している。

 2005(平成17)年から行われている同プログラムでは、これまでに電波星3個と小惑星1個が発見されているという。