校長が思いを込め製作
南相馬市の石神二小で不定期に発行される学校新聞「石二小だより」。毎号、高野敦夫校長が製作し、日々の生活の中で感じたことや児童、保護者に対するお知らせなどを掲載する。
5月28日発行の本年度「7号」では、新型インフルエンザの対処法を紹介。うがい、手洗いの慣行などを呼び掛けたほか、インフルエンザ発生による休校時の家庭と学校の連絡態勢などを伝えている。また同19日発行の「5号」では、運動会の様子を掲載。入場が練習以上に立派だったことや、最終種目の「紅白リレー」まで勝敗が分からず盛り上がったことなどをつづっている。
高野校長は「学校の予定は学級だよりで伝えているので、児童、教員の様子など学校全体のことを紹介していきたい」と語る。A4判1ページのシンプルなつくりだが、高野校長の思いがこもった紙面となっている。
高野敦夫校長の話 学校と家庭、地域をつなぐパイプ役として生かせればよい。開かれた学校を目指し、保護者が知りたいと思っていることを伝えたい。
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