地区の全家庭に毎号配布
福島市の佐原小の父母と教師の会「教養委員会」が発行する「かじや川」は、子どもにも読みやすいようレイアウトに工夫を加え、学校行事の写真や児童の作文を中心に掲載している。
年2回、7月と3月に発行。全校児童34人という少人数を生かし、できるだけ多くの児童の写真や作文が掲載できるよう委員で内容を検討している。今月15日発行の第69号は鼓笛パレードをメーンに大運動会、遠足など、1学期の思い出の写真と、写真に写る児童の感想文が掲載されている。
B4判4ページのモノクロ。題字は校長の直筆が伝統、田村良江校長の力強い文字が表紙を飾っている。同紙は児童の家庭だけでなく佐原地区の全家庭に配布され、子どものいない家庭も毎号届くのを楽しみにしている。地域住民にも小学校の生活を知ってもらうためにも、地域に密着した紙面づくりを心掛けている。
PTA教養委員会委員長の亀岡泉さん 児童は紙面に写真や作文が掲載されるのを励みにしている。地域住民など多くの人が親しみを持ち楽しめる広報紙をつくっていきたい。
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